2004.01.08. 板硝子業界新年御礼会


板ガラス業界で初めて、関西の卸・工事・小売りの三団体が合同で新年互礼会を開いた。これまでは各団体ごとに新年会を開催してきた。関西板硝子卸商業組合(村島靖一郎理事長)、関西板硝子工事協同組合(境紀世冶理事長)、全国板硝子商工協同組合連合会(全硝連)近畿地区本部(南正助本部長)は一月八日、「関西板硝子業界新年互礼会」を大阪市北区の新阪急ホテルで開催。国内外の板ガラスメーカー、板硝子協会、大阪府鏡工業協同組合、全国板硝子卸商業組合連合会代表ら十四人を来賓に迎え、123人が出席した。

昨今の傾向として、複層ガラスや防犯ガラスなど機能ガラスの拡販には、業界挙げての対応が求められている。建設業界の構造不況によるガラス業界の疲弊には、価格の値戻しなどを一体となって解決することが望まれている。このような状況の中で、流通三団体が一堂に会し、情報交換の場として意思の疎通を図っていく。人材の育成の面なども最重要の課題として取り組む。業界の発展の原動力になる意味合いを込めた互礼会となった。
佐々木孝和卸商業組合福利厚生委員長の司会で、主催者を代表して村島卸商業組合理事長、境工事協組理事長、南全硝連近畿地区本部長があいさつ。来賓を紹介した後、来賓の硯川豊セントラル硝子大阪支店長、徳矢守板硝子協会調査役があいさつ。山田隆三工事協組副理事長の発声で乾杯した。中締めは中塚澄登全硝連常務理事。